
パレルモの大聖堂
クリスマスで人影のないカテドラーレ広場
ゴミがあちこち散らかっている道路を歩いて行くと
突然右手に現れた大聖堂に息を飲みました
突然右手に現れた大聖堂に息を飲みました
■2019年12月25日
カターニアからパレルモまでバスで移動してきましたが、それこそが、私を“走らせる”原因になりました。シラクーサの散策中に気になり出したのは、このパレルモ行きのバスのことでした。バス会社の公式サイトから時刻表もダウンロードしていたし、バスターミナルであるボルセッリーノ広場のどこから乗車するのかも確認済みでした。長距離路線だけれど、念の為確かめてみると、どの発車時刻にも、posti disponibili(席は余裕があるよ~)と表示も出ています。それでも、気分がざわついたのは肝心のチケットがまだ手元にないことでした。ネットで予約も考えましたが、時間に縛られたくないし、オフシーズンだから現地で購入すればいいだろと思っていたのです。

SAISの駅前バスターミナル
ここからバスに乗りました
※理由は後程・・・
が、そういえば、シラクーサ行きのバスを待っている間、周辺をきょろょろ見回したけれど、売り場はなかったよなぁ・・・と、だんだんと不安にもなってきて。クリスマスを控えたイタリアでは、こんな時、観光客のために~などとは考えてはくれません。自分たちのバカンスが最優先です。チケット売り場なんて容赦なく閉めてしまいます。

パレルモへ行く人たちが三々五々集まって来ました
ボルセッリーノ広場も、バスターミナルとはいえ、シラクーサから帰って来たら、バス会社の関係者は誰一人いなくなって、尋ねる人さえ見つからないかもしれない。そう思った途端、早く戻らないと、行きと同じように車の渋滞に巻き込まれでもしたらと、焦燥感さえも沸いてくるのでした。

パレルモ行きのバス
時間通りやって来た!
時間通りやって来た!
果たして、早めに戻ったバスターミナルでは、他社のバス会社のスタッフが、バレルモ行きの切符はここでは売ってないよ、FSの駅で買って来な~と教えてくれたのです。さぁここから私の爆走が始まりました。

思いの外乗客が多い・・・
駅行きのバスは来る気配がないし、聞けば、地下鉄に乗るのが早いといいます。そろそろ夕暮れも迫ってくる。「M」という地下鉄の表示をやっと見つけて、階下に走り込み、券売機で切符を買いました。カターニヤの町を少し調べていて、ステシコロという地下鉄の駅が近くにあることを知っていてほんとに良かった。

さぁ私も乗ります~
いや、乗れるぅ
いや、乗れるぅ
FSカターニャ駅は、LA STAZIONEではなく、ややこしい名前なのだけれど、次の駅なのは幸いでした。沢山の人に教えてもらいながら、バス会社のチケット売り場にたどり着き、やっとチケットを手にすることが出来ました。現地に行けば、何とかなると考えていたけれど、少なくとも今回は、どうにもならなかったかも知れない・・・ツメの甘さを痛感すると共に、この国の交通機関を乗りこなす難しさも、改めて思い知った次第でした。

追記:
このバス会社saisのお話と、カターニアからパレルモまでの最新の行き方は、後日詳しく記したいと思います。なお、もしかすると、車内でチケットは買えたのかもしれませんが、これは未確認。けれど、見ていると乗車した人、例外なく全てがQRコードの付いた紙のチケット、もしくはスマホの画面を、運転手さんが専用の器械で読み込んでいました。空港にもこのバスは停まりましたが、切符を持たずに乗り込んで来た旅行者は、チケットブースで切符を買ってくるようにと言われ、大慌てで切符を買いに走って行きました。この会社では、シチリア各地にバスを走らせているので、QRコードを元にして乗客とチケットを集中管理しているのかも知れません。