
イタリア民間高速鉄道「ITALO(イタロ)」
アリタリアのマイルを利用して、いつ行くか予定のない時期に、ベネチア~ナポリの往復航空券を取りあえず予約をしておこうと思いましたが、前述の通り、交換することは叶いませんでした。コードシェアだからという理由でしたが、アリタリアのAZ便なのにほんとに使えないマイルです。しかし、このことがきっかけで、いつか乗ってみたいと思っていたイタロに「そやっ乗ろう」と、気持ちが即刻切り替わったのはなんと軽いノリでしょう。
イタロというのは、NTV(ヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャトーリ)社が運行する民間の高速列車です。イタリアの国鉄は現在民営化はされてはいるものの、これまでほとんど独占企業でした。しかし2010年にEUの国際旅客鉄道輸送が自由化されたことで、このイタロの誕生となりました。設立には、あの有名な自動車会社フェラーリやイタリアの老舗バッグ製造会社のトッズなど、一流事業家たちが参入しています。それまで、遅延は日常茶飯事、客あしらいは悪いは、列車は汚い、特にトイレなんて入れたものじゃなかった国鉄(経験済み)に、新風を起こすといっても過言ではない期待を担って登場しただろうと思います。

朝日デジタル新聞より
「カーサ・イタロ」と呼ばれるイタロの専用窓口
噂によると、どのスタッフも親切で丁寧で、顧客満足度は相当高いらしい
乗車した人の感想は、スタッフが皆親切だし、列車の中は綺麗で清潔で…って日本のJRが当たり前にしているサービスが提供されているとかで、評判は上々です。勿論、中には遅延や突然の取りやめなどもあるとは聞きますが、それでも旧態依然とした国鉄に、これまでなかった顧客への最上級の応対をするのは差別化にもなって、現状に少なからず影響を与えるのは違いありません。(現にイタリア国鉄はイタロに対抗して、登録サイトを一新「カルタ・フレッチァ」会員を大募集中)「やれば出来るやんかイタリア」というのが乗車体験した人の共通の感想だというから面白いです。

パドヴァのカーサ・イタロ
2012年12月29日パドヴァ駅にて
さて、そのイタロ、諸々の諸事情から今年は現地に行けるか不安はあるのですが、行けることを期待してネット予約をしてみることにしました。このイタロを含めてイタリアの国鉄の切符は、日本に比べるととても安いです。それも早割を選べば、ベース(基本)の金額の半分で切符が手に入ります。ただ、日本からのネット予約は、不具合やトラブルで予約が出来ない、決済は完了しているのに切符が送られてこない等々、少々リスクがあるのもよく聞く話です。
私はこれまで、列車の切符は、行き当たりばったり、大抵現地の券売機で買っていましたが、半額になる料金はやはり魅力的です。実際のネット購入も全く問題なく簡単に買えましたので、2013年11月現在のイタロの購入方法をご紹介したいと思います。